緑豆の基礎知識

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緑⾖の漢⽅の基礎知識 〜緑⾖とは?〜

緑豆は、熱を取る「陰」の食品として、非常に代表的な存在です。
中国では、その優れた解熱効果から薬としても用いられ、ダイエットにも広く活用されています。
主な効能としては、清熱解毒や利尿作用があり、体に暑気がたまり、目や口が乾燥している際に特に効果を発揮します。
また、熱性の風邪や神経のイライラにも有効であるとされています。

緑⾖の漢⽅の基礎知識

-緑⾖漢⽅-本草網⽬より

緑豆は、中国で広く知られた漢方食材であり、その薬効についての正確な情報を得るために、原本を探して翻訳を行いました。
翻訳者は、ロータリークラブ奨学金留学制度を活用した宇都宮大学大学院教育学部卒の中国・黒竜江省出身者で、父親は漢方専門家です。

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緑豆漢方 — 中医⼤辞典より

翻訳作業には、四人の漢方医師と日本語訳の協力者と進めました。※ クリックするとテキスト文で御覧になれます。※ 中医大辞典本文

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緑豆もやしの商品開発の経緯

昭和から平成へ、中国産緑⾖へともやし原料の⼤転換期。

昭和から平成にかけて、もやしの原料が中国産の緑豆に大きく転換された背景があります。
従来、日本ではブラックマッペ(黒豆)を原料にしたもやしが圧倒的に多かったのですが、近年、品質や見た目の良さが理由で、中国産緑豆が使われるようになりました。

<切り替わった背景>
1.タイ産ブラックマッペの品質低下や連作障害により、代替として中国産緑豆が選ばれるようになった。
2.見た目の良さ(太さ、長さ)から、緑豆が選ばれるようになった。
3.流通段階で他店との差別化が求められるようになった。
4.流通温度管理の進展により、緑豆が長期間保存できるようになった。
5.沖縄では、もやしと肉の消費が多いため、緑豆が早くから使用されていた。

世界最高品質のもやしを求めて

これまで、地球規模で原料産地を見つめ、政治的・経済的・環境的に安定した地域から、もやし栽培に最適な種子を開発・検討しました。

世界各地での原料探索

タイ、台湾、中国、アメリカ、オーストラリアをはじめ、私たち世界各地の産地を訪れ、農家や集荷業者の方々と交流を重ねました。
その結果、特に中国東北部(内モンゴル古自治区、吉林省、黒竜江省)産の緑豆が、最高品質の原料として選定されています。
中国東北地方産「明緑豆」は、タンパク質の含有量が高く、太くて立派なもやしに仕上がります。もやしを実現しています。

高品質なもやし栽培のために

私たちの工場では、厳選された緑豆の特性を最大限に活かすため、次のような取り組みを行っています。

緑豆の品質に適した育成環境を整備。
洗浄やパッケージ工程を最適化したライン設計。

これにより、安全・安心で高品質なもやしを安定してお届けしています。

美味しさと品質を極めたもやしづくり

私たちのもやしは、タンパク質と糖度が高く、風味豊かで美味しさに自信があります。その秘密は、まるで日本酒の吟醸酒を思わせるような、清潔で良質な水の使用と、世界中から厳選した原料、さらに、最新の設備を導入した工場と、上原園の60年の発芽技術、そしてもやしに注ぐ深い愛情があり、安全で美味しいもやしが生まれています。


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