緑豆生産の様子

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2025.01.29
1.土地の選定

緑豆は乾燥から半乾燥の地帯に優勢な作物です。
痩せた土地に耐えるが、肥沃な土地であれば産量は増える。
一般的に中等、あるいはそれよりやや上の肥料水準で管理する。
丘や傾斜地等、水はけの良い所、平地であれば高めの畑を選ぶこと。
土壌の透水性が良い土地での栽培が適する。
低く水はけの悪い所、連作の畑、また2年間続けて豆類を作った畑は避ける(病気が起きる)。

種まきについて
2.種まきについて

5月下旬~6月上旬の気温が温かく雨で湿っている畑に緑豆の種子をまき、土をかぶせる。
地表の一番良い温度は13℃~15℃。種まきの土の厚さは地表下5~8cmが良い。種まき時期が早すぎると出苗が遅れて荒れやすく良くない。
雨が降らず、種まき時期が遅れた場合、秋の収穫前に早霜の心配がある。
近年、中国の国策により一部地域では潅漑設備が普及しはじめ種まきについても計画的に出来る体制が整備されつつある。

種まきについて
3.管理

緑豆の生長は他の作物より遅い、3~4枚の葉をつけた頃、一回間引きをする。
10,000㎡あたり15,000~17,000株が適当、除草作業は3回(緑豆のまわりの雑草を手作業とトラクターを使って)。

管理
4.肥料について

肥料を使用すると産量が多くなる。品質も良くなる。
色、粒経、緑豆内成分(脂肪、蛋白質などの含有量)
種まき前の早い内に種肥(主な肥料:P肥)として有機質肥料(推肥)を畑に撒き散らし、土に深く敷き込む。
除草中にN肥料を追加する、平準の割合はN:P=2:1です(土壌成分によって変わります)。
近年、推肥よりも、買った肥料が収量の増加でそれに見合うとのことで化学肥料が中国でもたくさん使われるようになっておりますが、有機質肥料の畑よりも化学肥料の畑の方が害虫の発生が多く見受けられるのは私の偏見でしょうか?生態系に悪影響が出ているのでしょうか?

肥料について
5.収穫

緑豆の品種によってはさやがはじけやすい品種がある。
はじけやすい品種によっては時期を分けて(1番取り、2番取り)収穫する。
そうでないと1回取りで良い。

収穫

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